叢書・日本の思想家
浅見絅斎・若林強斎

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  • サイズ 46判/ページ数 245p/高さ 21X14cm
  • 商品コード 9784896196139
  • NDC分類 121.54
  • Cコード C0323

出版社内容情報

直方(1650‾1719)福山の人。崎門三傑の一人。四書・小学・近思録を重んじ、闇斎の純一朱子学を継承。尚斎(1662‾1741)播磨の人。闇斎の晩年の弟子。最初は医術を志望したが、闇斎学に感銘する。

石田 和夫[イシダ カズオ]
著・文・その他

牛尾 弘孝[ウシオ ヒロタカ]
著・文・その他

宇野 精一[ウノ セイイチ]
監修

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

叛逆のくりぃむ

5
 昨年刊行された『靖献遺言』を読み、浅見絅斎の人となりを知りたいと思い読み始めた。その思想と軌跡が簡にして要を得ており良い。同じ叢書では『谷時中・谷泰山』もあるのでこちらも崎門学の系譜の中で読んでいきたい。2019/03/03

きさらぎ

3
崎門三傑の一人浅見絅斎とその高弟若林強斎の生涯をまとめた本で、崎門のメンタリティのようなものがひしひしと伝わってくる。同門内の諍いは見苦しいと思いつつ、「義理の面で合わないのにそこを措いて交際しても俗人と同じで何の意味もない」(強斎)と呟く求道心。傍目には虐待と見える程の厳格な師道と指導の中で、絅斎は自らを「闇斎の落ち穂を拾い集めるだけ」と称し、その高弟強斎もまた、困苦の中で学ぶ己れに労りの言葉ひとつかけない絅斎にひたむきに師事し、闇斎にも絅斎にも敬愛を捧げ続けてやむことはない。崎門の熱さはやはり面白い。2015/11/26

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