出版社内容情報
江戸期全般の儒学を視野に入れつつ、 主に明清交替の動乱期の儒学思想を受用し切実な体認の学を深め、 朱王学の独自の展開を成し遂げた、 幕末期の醇儒達の学問を中心に解説した諸論文を収録。
岡田 武彦[オカダタケヒコ]
著・文・その他
内容説明
江戸期全般の儒学を視野に入れつつ、主に明清交替の動乱期の儒学思想を受用し切実な体認の学を深めた、幕末期の醇儒達の学問を中心に解説した諸論文。
目次
明末儒学の展開―幕末の新朱王学
明末と幕末の朱王学
幕末の新朱子学と新陽明学
幕末維新における新朱王学の課題
唯気論と理学批判論の展開
戴震と日本古学派の思想―唯気論と理学批判論の展開
江戸期儒家十二子の横顔
幕末維新陽明学者五子略伝
江戸期儒家五子略伝
『幕末維新陽明学者書簡集』序
わが国の陽明学受容略史
雑誌『陽明学』の沿革
『佐藤一斎全集・第一巻』序
『和刻影印 近世漢籍叢刊』思想編第1冊、総序
『和刻影印 近世漢籍叢刊』思想続編第4冊、陸象山先生集要解題
著者等紹介
岡田武彦[オカダタケヒコ]
明治41年11月兵庫県姫路市に生まれる。昭和9年旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学法文学部支那哲学史専攻(当時)卒業。昭和33年九州大学教授。昭和35年文学博士。昭和41年米国コロンビア大学客員教授。昭和47年九州大学定年退官・中華学術院栄誉哲士。九州大学名誉教授。平成16年10月福岡市の自宅にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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