出版社内容情報
本巻には、前巻に引き続く全集版『宋明哲学の本質』の下巻として、宋明哲学に関連する論文十二篇を収録した。
岡田 武彦[オカダタケヒコ]
著・文・その他
内容説明
著者の40代後半から50代に執筆された、宋明哲学関係の論文12篇を集成。名著「王陽明と明末の儒学」に継承・発展することとなる濃密な岡田儒学の結晶。
目次
良知現成論の成立―王竜渓の学的精神
王門現成派の系統
良知帰寂派の学的精神
王門帰寂派の系統
王学正統派の学的精神
李見羅論
湛甘泉の学的精神
湛門派の系統
東林学の精神―顧憲成・高忠憲を中心として
許敬庵の克己説
呉廷翰と〓(かく)楚望
陳清瀾の批判論
著者等紹介
岡田武彦[オカダタケヒコ]
明治41年11月兵庫県姫路市に生まれる。昭和9年旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学法文学部支那哲学史専攻(当時)卒業。昭和33年九州大学教授。昭和35年文学博士。昭和41年米国コロンビア大学客員教授。昭和47年九州大学定年退官・中華学術院栄誉哲士。九州大学名誉教授。平成16年10月福岡市の自宅にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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