出版社内容情報
竜場の流謫地で、 自らの心の中にこそ天の理が存することを大悟した陽明が、 知行合一の陽明学の一大教条を発表するまでの苦悩と葛藤を描いた著者渾身の力作。
岡田 武彦[オカダ タケヒコ]
著・文・その他
内容説明
万感の思いで書下した畢生の大作。竜場の流謫地で自らの心の中に天の理が存することを大悟した陽明が、知行合一の陽明学の一大教条を発表するまでの苦悩と葛藤を描いた著者渾身の力作。
目次
第7章 竜場の大悟
第8章 竜場における教化
第9章 知行合一説
第10章 廬陵県知事
第11章 京師における講学
著者等紹介
岡田武彦[オカダタケヒコ]
明治41年11月兵庫県姫路市に生まれる。昭和9年旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学法文学部支那哲学科卒業。昭和33年九州大学教授。昭和41年米国コロンビア大学客員教授。昭和47年九州大学退官・中華学術院栄誉哲士。現在、九州大学名誉教授・文学博士
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