内容説明
春秋時代、斉の霊公・荘公・景公の三君に仕えた晏子は、『史記』の著者司馬遷が、彼が生きていれば、その御者になって仕えたいほど慕わしいと称讃した人物。本書は、庶民の立場で君主を諌め、治政に努めた名宰相晏子の不滅の言行録。
目次
諌上第一
諌下第二
問上第三
問下第四
雑上第五
雑下第六
著者等紹介
山田琢[ヤマダタク]
昭和8年、東京大学支那哲学卒業。前金沢大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hr
1
中国の奥行きを感じられる。これが紀元前の人物とは。2024/08/13
あっはいそうですね
1
晏子春秋はかなり説教臭い本だ 晏子が仕える主君・景公は決まってアホなことをしてその度に晏子に注意されている、そんな内容が7割以上を占めている いい加減晏子はほとほと呆れて出奔しなかったのか…そう読みながら心配になったりする しかし君主の徳だとか、経世の努力とか、そういった綺麗事ばかり書いた本ではない 晏子が特に対句のきいた言い回しで景公を言いくるめるシーンは話のウィットに富んでいる (続く)2018/03/25
やまうち
0
⭐︎112024/01/02