出版社内容情報
王陽明は、キリストや釈尊に匹敵するマイスターという著者が、満を持して放つ我が国初の本格的は王陽明の小説。王陽明に対する固定観念を払拭し、生けるが如く描かれた彼の全貌は、読者に深い感動を与える。
芝 豪［シバ ゴウ］
著・文・その他
内容説明
自ら信じた道をひた走った明代の聖者は、「陽明学」という学問と思想になった―その生涯とは。
著者等紹介
芝豪［シバゴウ］
１９４４年、北海道生まれ。金沢大学法文学部卒業。『士魂の海』（海越出版社・学研Ｍ文庫）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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BIN
1
陽明学の始祖王陽明を描いた作品。王陽明なんて名前ぐらしか知らなかった。上巻のあらすじはコメントに記載するとして、中身は王陽明が詩作が得意だったこともあり、詩が多用されている。また、陽明学の始祖ということもあり学問に関しての問答とか思考が書かれており、哲学なんで真剣に理解する分には難しいかな。王陽明の生き方、不屈の精神や友情・師弟愛を深く持つことがよくわかり、とても良い作品。上巻の終盤では武将としても活躍するので胸熱です。2013/03/05
