出版社内容情報
伝習録を読まずして王陽明の思想を語ることはできない。本書は、伝習録の内容を本文の順に従い解説したもので、陽明学講話と併せ読まれるべき書。昭和十年刊の名著を新版にして再刊。
山田 準[ヤマダ ジュン]
著・文・その他
内容説明
心中の賊を破るは難し。伝習録を読まずして王陽明の思想を知ることはできない。この書の理解のために、往年の陽明学の泰斗が身近に親しみ易く語った名著の復刻。
目次
儒学の伝統
陽明学の過程
『伝習録』の纂修刊行
徐愛の序文
巻頭の難関、親民か新民か
心外の理なし、心外の事なし
知行合一の訓
格物の解
致知と良知
自ら是とし名を好む病〔ほか〕
著者等紹介
山田準[ヤマダジュン]
号は済斎。東京帝国大学古典講習科漢書課卒。第五高等学校、第七高等学校の教授を歴任し、のち二松学舎学長。陽明学の泰斗として知られ、詩文をよくした。1867~1952
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