出版社内容情報
自然に返りて/銷夏漫筆/震主解/守拙樵談等、自然と一体となった喜びを詩情豊かに綴った著者若き日の旅行記をはじめ、人物、世間、詩歌につき、心の趣くままに天真を流露した小品17篇を収録。
深い思想体系から四書を精通・再編した「友経」、呻吟語から六十四則を抜粋した「呻吟語」、忠の在り方を説いた貴重な文献「忠経」、これと併読すべき「孝経」の四点を収録した絶好の中国古典入門。
儒学関係の数多い語録のうち第一等の修養書として、古くから指導的地位にある人々に珍重されてきた名著の唯一の完訳本。明の大儒、呂坤が生涯をかけた、一言一句血のにじむ魂のうめきである。
公田 連太郎[コウダ レンタロウ]
著・文・その他
内容説明
碩学が精魂傾けて全訳した人間学普及の名著。儒学関係の数多い語録のうち第一等の修養書として、古くから指導的地位にある人々に珍重されてきた名著の唯一の完訳本。明の大儒・呂坤が生涯をかけて発した一言一句血のにじむ魂のうめきは真に生きんとする者に深い反省を促し、大きな啓発をあたえる。
目次
性命
存心
倫理
談道
修身
問學
応務
養生
天地
世道
聖賢
品藻
治道
人情
物理
應喩
詞章
存心
倫理
談道
修身
問學
應務
天地
聖賢
品藻
人情
詞章
著者等紹介
公田連太郎[キミタレンタロウ]
明治7年、出雲市の生まれ。21歳のとき上京して根本通明に師事すること約10年、また山岡鉄舟の師南隠禅師にも師事した。生涯清貧に甘んじ老荘の学に通じ、儒教・仏教の道を歩まれた。学は己れのためにすを地で行った碩学である。昭和37年、その深い漢学の学殖により、朝日新聞社から朝日文化賞を受けたが、財界人・文化人に乞われるまま自宅を開放して講義された以外、学界や世間から隔絶して読書三昧の日々を送られ、国訳漢文大成全88巻中の史記など31巻に訳注を施したほか、易経講話・荘子講話・至道無難禅師集などの訳著がある。昭和38年没。法名碩学院明徳法勝居士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。