出版社内容情報
論語とそろばん、 道徳と経済とを自らの体験に基づいて一体とした著者が、 大正末期その貴重な体験談や明治の人物評等、 数々の興味深い余話を交えて講述した名著 「渋沢論語」 の復刻新版。
澁沢 栄一[シブサワ エイイチ]
著・文・その他
目次
論語總説
學而第一
爲政第二
八〓(いつ)第三
里仁第四
公冶長第五
雍也第六
述而第七
泰伯第八
子罕第九〔ほか〕
著者等紹介
澁澤榮一[シブサワエイイチ]
号・青淵。天保11年2月埼玉生~昭和6年11月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
114
渋沢栄一による論語の講義集です。もう何度か読んでいるのですが、いつも何か新しい発見があります。論語の一つの文章ごとに訓読、字解、講義とあるのですがよくまあこれだけ書いたものだと感じます。私も少しは見習いたい気がします。2017/04/07
KAZOO
19
渋澤栄一が行った論語の講義録を1冊にまとめたものです。論語と算盤という著書でも有名ですが、この本は論語をかなり逐語訳ではなくわかりやすく解説しています。様々な出来事を踏まえて話をしているのでかなり幅広く勉強できると思いました。2014/09/21
作楽
1
古書店で購入。含蓄ある話に、明治の志士たちが出て来るので(!)かなり面白く読めました。さすがな一冊。論語を自分の言葉でここまで書けたらすごいよね。2013/07/15