内容説明
民衆こそが主人公。照らし出す、民族解放へのはるかな道のり。本書は、何よりもまず、民衆の闘いをいきいきと描いている。のみならず、実践的な姿勢をもつ者のみがもつ鋭い批判的な視線で、過去の闘いの問題点を明らかにしている。
目次
近代1―近代の胎動と帝国主義の侵略(近代をめざした民衆的世界の発展;帝国主義の侵略と支配層の対応;自主的近代化のための民族運動;植民地化と民衆の抵抗)
近代2―植民地時代(武断政治と三・一民族解放運動;文化政治と民族解放運動の昂揚;植民地体制の終末)
現代―統一民族国家の樹立のために(解放と分断;四月革命;軍部独裁の登場と隷属資本主義の発展;維新体制と民主運動の成長)