内容説明
本書は、大学における教養学科の学生むけの言語表現法の教科書、さらに一般むけの教養書、社会に出てからのコミュニケーションに役立つよう考慮のうえ書かれたものです。それと同時に、結婚して家庭に入ってからも、家庭内のコミュニケーション、そして子供たちの世代のことば教育にも活用出来るよう構成してみました。
目次
自分について表現する
文明の進展と“擬”幼児化現象
「言語」について、“一”から考えてみよう
動物と人間のコミュニケーション
「言葉」は「記号」ではないという思考法
日本語と日本的思考の特徴
言葉が伝わるということ
生活言語と理性言語
「話す」とは何か
「話」の伝え方〔ほか〕