蕩尽の文芸 - 川柳と連句

蕩尽の文芸 - 川柳と連句

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896120356
  • NDC分類 911.46
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなた

2
小池正博さんが言っていた、川柳は断言の文体というのがずっと忘れられなかった。『現代詩手帖』の「でも川柳だと信じてる」を書いていたとき本書の、川柳は付句であることから独立するために断言を文体としたといったとこを繰り返し読んだ。つまり謎々の答えのようなものから生まれた川柳は独り立ちするため、謎々部分を忘却するため、強く断言するようになった。妖精は酢豚なのだ!と。すると謎々の答えだったものは独立した詩のようになってゆく。これがだんだん過剰な断言・認知になり現代川柳は不思議の国の文芸になっていった(と思ってる)2021/11/30

yumiha

2
あまりない川柳や連句の評論。ちょっと難しいけれども、どんな歴史があったかを踏まえるという点では、必要な本である。2009/08/11

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