内容説明
折々に綴った、喜び、哀しみ、なつかしい日々。子馬を売られた母馬の鳴き声、村のお盆の祭りの輪、夏の日の麦めしと冷や汁の美味しさ…。遠い日の風景は、こんなにも優しくしてくれる。児童文学作家宮川ひろ、心に染みるエッセイ集。
目次
第1章 ふるさと
第2章 親と子は
第3章 せんせい
第4章 育てて育てられて
第5章 日々の唄
第6章 老い花
著者等紹介
宮川ひろ[ミヤカワヒロ]
群馬県生まれ。小学校の教員を務める。新日本童話教室、びわの実学校で童話を学び「るすばん先生」(ポプラ社)でデビュー。1978年「夜のかげぼうし」(講談社)で赤い鳥文学賞、1990年「桂子は風のなかで」(岩崎書店)で日本児童文学者協会賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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