内容説明
現代の日本は、平和な社会にふさわしい「３Ｓ政策」（ＳＣＲＥＮ，ＳＰＯＲＴ，ＳＥＸ）の内政の基本方針に近い。しかし、２１世紀を迎えるにあたり経済的物質的に恵まれている日本人は、今「こころ」の時代を迎えている。この本は、医学的立場における著者が追求した、性の幸福、健康に生きる為のエッセイ集である。
目次
１ 随筆（開業医の目；コスモスの花；私の青春セレモニー；熊本医大の想い出；お地蔵さん；火曜狂躁曲；ダンス教室おちこぼれ体験記；ピカソとエロチカ３６；ワルガキ―悪書き；仏滅、三りんぼう；総会の印象；編集子にこたえる；対話ｃｏｍｍｕｎｃｉａｔｉｏｎ；ＪＡＭＡの愛読者として；顔写真（名簿）作製について
燈台下暗し
７４７プラモデル
私の絵
リング
軌道修正の４０年
蘇民将来）
２章 性医学（被害者なき犯罪；性医学ノートＰＡＲＴ１；性医学ＰＡＲＴ２；回春の記；熟年の性；中高年の性ＰＡＲＴ３；中年のＩＭＰＯＴＥＮＳの治療；性障害治療の経験；性不全の一例；気むずかしい人；レイプ；私の診察した離婚例）
３章 健康に生きるために（私にとっての生涯教育；私の行っている健康法；疲労とけん怠；くすりのＣＭについて；一般内科領域におけるＭａｓｋｅｄ ｄｅｐｒｅｓｓｉｏｎ；睡眠障害のプライマリケア；心のやまい（境界領域）
うつ病は精神病か
仮面うつ病
マスクドデプレション
持続する微熱、頻尿が抗うつ剤の増量で軽快した一例
人間の精神の生いたち）
