内容説明
皇第50代桓武天皇の裔で、相模国三浦の名族を祖とする会津葦名氏20代―伊達政宗―蒲生氏郷・秀行―上杉景勝―蒲生秀行・忠郷―加藤嘉明・明成―保科正之を祖とする明治元年までの会津松平氏10代が城主であった会津若松城の変遷をたどり、先人たちが血と生命と誠と生涯をかけて努力してきた過程をみると「人間としていかに生きるべきか」を、それぞれの時代に、さまざまな角度から、後世の我々に見事に教えてくれている。日本人の心の原点に立ち会津の歴史その実像をさぐる。
目次
会津葦名氏発祥以前の黒川の里(黒川郷)
黒川
小田垣(小高木)岡
三浦佐原氏
会津佐原葦名氏
黒川城
東山
背炙峠
奥州会津黒川城
天寧寺口
天寧寺の湯(東山温泉)
伊達氏の騒動
葦名盛氏
葦名盛隆
人取橋の合戦〔ほか〕