内容説明
“文学教師”―それは、自身に文学を必要とし、また文学の人間回復の機能に賭けて、若い世代の“魂の教師”たろうとする人々のことである。高校の国語教師として、読み手の主体のありようを絶えず問い直し続ける著者の、これは息長い模索の記録である。
目次
第1章 文学研究と文学教育のあいだ
第2章 印象の追跡と教材化―鴎外文学に即して
第3章 芥川・井伏・太宰との対話
第4章 文学史の再検討に向けて
第5章 媒介者としての教師
“文学教師”―それは、自身に文学を必要とし、また文学の人間回復の機能に賭けて、若い世代の“魂の教師”たろうとする人々のことである。高校の国語教師として、読み手の主体のありようを絶えず問い直し続ける著者の、これは息長い模索の記録である。
第1章 文学研究と文学教育のあいだ
第2章 印象の追跡と教材化―鴎外文学に即して
第3章 芥川・井伏・太宰との対話
第4章 文学史の再検討に向けて
第5章 媒介者としての教師