内容説明
本書では、おもに高齢者の摂食・嚥下障害を取り上げている。在宅患者、口腔がん患者などの豊富な症例をもとに、診断法、治療法、訓練法を具体的に呈示し、多彩な補綴的アプローチも盛り込んだ。またVFのいろいろ、摂食・嚥下障害のいろいろといった具体例を動画としてCD‐ROMに入れた。
目次
1 嚥下障害の原因とメカニズム
2 危機管理
3 在宅における危機管理
4 口腔がんと嚥下障害
5 口腔がん患者に対するリハビリテーション
6 口腔がんによって生じる嚥下機能評価
著者等紹介
大井久美子[オオイクミコ]
1972年東京医科歯科大学歯学部卒業。1980年東京医科歯科大学歯学部助手。1982年長崎大学歯学部附属病院講師。1989年長崎大学歯学部助教授。1992年長崎大学歯学部附属病院歯科麻酔科教授
一戸達也[イチノヘタツヤ]
1981年東京歯科大学卒業。1985年東京大学医学部附属病院分院麻酔部医員。東京歯科大学大学院修了。1992~94年Harbor/UCLA Medical Center麻酔科客員研究員。2002年東京歯科大学歯科麻酔科学講座教授
植松宏[ウエマツヒロシ]
1972年神奈川歯科大学卒業。1979年東京医科歯科大学歯学部歯科麻酔学講座講師。1986年埼玉県障害者リハビリテーションセンター歯科医長。1998年東京医科歯科大学歯学部高齢者歯科学講座教授。2000年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔老化制御学分野教授
菊谷武[キクタニタケシ]
1988年日本歯科大学歯学部卒業。1989年日本歯科大学歯学部附属病院高齢者歯科診療科入局。1998年日本歯科大学歯学部附属病院口腔腫瘍診療センター併任。2000年日本歯科大学歯学部附属病院口腔介護・リハビリテーションセンター長
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