内容説明
闇の中の砂場。つくったそばから崩される砂山。そこで耳元に聞こえる女のささやき声―「しなくちゃね…」繰り返す記憶は終わりのない恐怖。遠い倉木の山から、俺を呼ぶ声がする。やはり俺は行かなくてはいけないのだ。―「死角」。浩一が寝ている姿を見ても、食べ物をほおばっている口元を見ても、胸に甘酸っぱい想いが広がってしまう。私ちょっとおかしいのかもしれない…。倉木から紹介された加賀さんは、私とお姉ちゃんを心配そうに見つめるけれど…?―「アフェクション」。超大ヒット美少女パソコンゲーム『顔のない月Limited Collection』の「死角」と「アフェクション」を完全小説化。
著者等紹介
才田光昭[サイダミツアキ]
AGプロ所属
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