内容説明
神田淳との出会いは最悪と言ってもよかった。満員電車の痴漢と間違え、互いの印象が最悪のまま始まる関係。腐れ縁のように、淳が姉のやっているお助け同好会に入ったことから、美奈もまたお助け同好会に入る。淳のクラスメート目白聖や、淳の友達池田遼太郎も仲間になり、賑やかに新学期は始まった。発売以来、多くのユーザーより支持を受けている話題作、待望の小説化。
著者等紹介
館山緑[タテヤマミドリ]
2月14日、愛知県生まれ。著書に『ONE~輝く季節へ~』(1)~(4)『終ノ空』などがある
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感想・レビュー
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えすてい
6
こちらも、処女喪失が美奈を精神的にも「大人」にし(転校を決意)、異常な新陳代謝を「正常」にさせた。2020/06/05
えすてい
6
結局、「お助け同好会」って、何かクラブ活動らしい活動してるのかな?このノベライズではそういう描写がない。2020/06/02
えすてい
5
うーん、イラストとストーリーの「ズレ」が目立つ。文化祭に乱入した強盗に囚われたメイド服姿は載せるのに、クライマックスのHシーンではイラストなし。あまりイラストに重きを置かなかったレーベルだったのかな?2020/06/10
えすてい
5
年を取るスピードが異常に早くて実年齢は「若い」のに見た目は老人で「若死」する難病は実在する。美奈がその病気かどうかは分からないが、人より早く寿命が来てしまうのは恐怖だろう。過去との決別で新しい自分に生まれ変わる。そういう転校も悪くはない。2020/05/29
えすてい
5
初めての出会いが「痴漢」で、という後味の悪いものかと思ったら、「初めて」ではなく、過去と現在をつなぐ恋物語の始まりだった。過去一度死んだ自分と現在の「生きてる自分」。2つの自分に悩む少女と学校の「お助け同好会」で繰り広げられる。Hは終盤の終盤で申し訳程度で、「キャンパス」よりもさらにさらっとしてる。2020/05/27
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