内容説明
1997年、若手、中堅の第一線で活躍している循環器科医が集まり、「中之島心不全カンファレンス」として年2回の勉強会が始められ、現在早くも18回を重ねるに至っている。本書はこの勉強会を通じて集められ、検討を加えられた心不全治療に関する数多くの情報をまとめ上げたものである。
目次
第1章 基礎・総説―選択的PDE3阻害による心筋収縮性調節の特徴
第2章 基礎・検証―カテコラミン反応不良心不全症例に対するミルリノン追加併用療法―心不全動物モデルを用いた検討
第3章 臨床・総説―PDE3阻害薬を心不全の臨床へ応用する
第4章 適正使用―ミルリノンの適応症例と不適症例 安全に使用するための注意点
第5章 軽症例治療―初期治療薬としてのミルリノンの検討 急性心不全軽症例クリニカルパス
第6章 重症例治療―カテコラミン抵抗性症例(重症例)、離脱例におけるミルリノンの有用性
第7章 他剤併用治療―他剤併用でのミルリノンの有用性
第8章 間欠投与―慢性心不全におけるミルリノン間欠投与法
第9章 周術期管理―心臓外科領域でのミルリノンの有用性
第10章 効果判定―ミルリノン投与の効果判定 時間、基準など
著者等紹介
児玉和久[コダマカズヒサ]
大阪警察病院名誉院長・同循環器科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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