内容説明
本書では、もっとも基本的で必要不可欠な検査として、スパイロメトリー(フローボリューム曲線含む)と肺拡散能力の2つだけを取り上げた。各検査における用語の定義、測定原理、機器の精度管理とメンテナンス、測定方法と検査結果の採択基準、そして検査結果の解釈が盛り込まれている。また、最後に「臨床評価」の章立てを行い、異常値を示す疾患の鑑別手順を示し、次に代表的呼吸器疾患における異常のパターンとその異常が起こる機序を解説した。
目次
第1章 スパイロメトリーとフローボリューム曲線(用語の定義;測定原理;機器の精度管理とメンテナンス;測定方法の実際;結果の解釈)
第2章 肺拡散能力検査(用語の定義;測定原理;機器の精度管理とメンテナンス;測定方法の実際;結果の解釈)
第3章 臨床評価(異常値を呈する疾患の鑑別;代表的疾患における呼吸機能)