内容説明
骨代謝マーカーの測定は、骨リモデリングの把握、質量減少や骨折の予知、骨吸収抑制剤による治療のモニターとして期待されている。本書は、骨粗鬆症を始め、骨代謝の異常を呈する疾患における骨代謝マーカーの実践使用に役立つことを目的に刊行されたものである。
目次
第1章 骨・コラーゲン代謝の基礎(骨代謝;I型コラーゲンの代謝 ほか)
第2章 骨代謝マーカーの基礎的事項(骨代謝マーカーの測定方法;骨代謝マーカーの測定値に影響を与える要因―骨粗鬆症における生化学的骨代謝マーカーの使用に関する方針書より ほか)
第3章 骨代謝マーカーの各論:臨床応用(骨形成マーカー;骨吸収マーカー ほか)
第4章 骨粗鬆症と骨代謝マーカー(骨粗鬆症診療と骨代謝マーカー;骨代謝マーカーによる骨粗鬆症のスクリーニング ほか)
第5章 骨粗鬆症以外の疾患・状態と骨代謝マーカー(悪性腫瘍の骨転移;原発性副甲状腺機能亢進症 ほか)
著者等紹介
福永仁夫[フクナガマサオ]
川崎医科大学放射線医学(核医学)教授
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