内容説明
骨粗鬆症の８割は女性、まさに骨粗鬆症は女性の疾患と言っても過言ではない。また、「骨粗鬆症は高齢者の問題」というのは大きな誤解。骨粗鬆症で悩まされないためには、若い頃からの生活習慣が大切である。本書は、特に毎日の生活に取り入れたい予防法に重点をおいて、わかりやすく書かれた女性のための骨粗鬆症の専門書である。
目次
第１部 骨粗鬆症を知る（「女性のための骨粗鬆症講座」開講；骨の構造と機能；骨の構造と骨強度；骨の一生；骨粗鬆症の診断）
第２部 骨粗鬆症を防ぐ（小児から思春期の骨；（若い頃から）骨粗鬆症を遠ざける心構え
更年期から閉経期の骨
高齢者の骨）
第３部 骨粗鬆症を治す（骨折を起こさないための最後の手段―知っておきたい薬物療法）
著者等紹介
伊東昌子［イトウマサコ］
長崎県出身。山羊座。長崎大学医学部を卒業し、同大学放射線医学教室へ入局した。骨粗鬆症の研究は医者になって７年を過ぎてから始め、育児をやりながらののんびりしたスタートであったが、女性に多い骨粗鬆症を身近な問題として考えているうちに、情熱を持って打ち込む楽しさを知り、今ではライフワークとなってしまった。現在、長崎大学医学部放射線医学教室講師。日本骨形態計測学会理事、日本骨代謝学会評議員、日本骨粗鬆症学会評議員
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