内容説明
本書は、小児期発症のインスリン依存型糖尿病(IDDM)の臨床に長く携わってきた6人のスタッフによる共作です。医療に携わる人で、IDDMに興味を持っている人すべてを対象としています。著者が小児科関係者なので、内容が子供のことに偏りがちですが、成人内科に携わっている方々にも、十分参考になるものです。本書では、「慢性疾患を克服して、うまくつきあっていくためにはどうすべきか?問題解決のために、医療者は患者さんといかに接し、何をすべきなのか?」について、さまざまなケースを通じ、いっしょに考えるということを基本的コンセプトとしました。
目次
1 医学的管理の実際
2 患者教育と生活指導
3 心理的ケアのあれこれ
4 IDDM小児の学校生活―養護教員の立場から
5 成人後のIDDM―小児科から内科へ
6 付録
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- 洋書
- SHELLS