内容説明
小手先ではない本当の防災とは?阪神淡路大震災の激震地で被災後20有余年、災害の国日本で生き抜くための防災哲学。弱者を守ることでみんなの命を救う「ユニバーサル防災」のすすめ。
目次
1 生き残るために体験で知ったこと(阪神淡路大震災で気がついた“助かる”ということ;なぜ激震の中心でわが家は全員無事だったか)
2 これからの防災を考えよう(日常の暮らしが防災になる;あふれる防災に関する情報はホントかしら?;防災の“常識”を問う;個人ではできない「仕組みづくり」が「公」の役目)
3 ちょい足しで安全安心 台所防災術(キッチンは防災の宝箱;いつも持っているバッグが「第1避難袋」;「普通の暮らし」をとりもどすための安心レシピ)
4 子どもの命を守る防災はみんなを守るユニバーサル防災(災害時にみんなの命を守るために;ふだんの生活でしておくこと;揺れた瞬間には;逃げる時には;避難後を安全に生きるために)
巻末付録 防災持ち物・備品チェックリスト
家族の防災NOTE&カレンダー
著者等紹介
坂本廣子[サカモトヒロコ]
食育・料理研究家。学術博士。同志社大学英文科卒業。美作大学大学院後期博士課程修了。神戸市出身。日本の食育の草分けNHK「ひとりでできるもん」を監修した。農林水産技術会議委員。相愛大学客員教授。キッズキッチン協会会長。近畿米粉食品推進普及協議会会長。伝統食品研究会理事。テンペ研究会理事。「台所は社会の縮図」として社会問題を食から解決する社会派料理研究家。阪神淡路大震災を経験し防災教育に取り組む。「食」を中心とした暮らしのユニバーサル防災を「台所防災術」として頑張らない防災をすすめている
坂本佳奈[サカモトカナ]
食文化・料理研究家。大阪市立大学大学院生活科学研究科生活科学専攻、前期博士課程修了。学術修士。専攻は食環境科学。数学・工業教員免許、学芸員資格を持つ。世界の発酵食品、食文化の研究、子ども博物館のハンズオン手法を用いた、科学的根拠に基づく食育の伝え方を研究。子どもからの防災教育スペシャリストとして「まなぼうさいラボ」を設立。暮らしの中からユニバーサル防災を提唱している。近畿米粉食品普及推進協議会米粉食品技術アドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoっぴ
えがお
なるせの
doremi
yukioninaite
-
- 洋書
- Penis Genius