内容説明
女子中学生たちが日常の些細な疑問を実験を通して解明した小さな大発見。
目次
アリ―砂糖が大好きなはずですが
入浴中―お風呂はなんでも実験室
シャボン玉―中に入ることはできるかな
かわいいペット―パブロフのハムスター
食文化―食べるは生活体験の始まり
数―タラコはいくつ?
書く―エンピツ・消しゴム・シャープペン
体重・身長・足のサイズ―食べると増える、寝ると伸びる
蚊もゴキブリも―よーく観察してみよう
うず―右巻き、それとも左巻き…〔ほか〕
著者等紹介
清邦彦[セイクニヒコ]
1947年(昭和22年)生れ。静岡雙葉中学・高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
34
私が理科が苦手だったのは、わからないところを自分勝手な空想で補っていたからだと思う。この中学生のように、とりあえず失敗してもやってみるということが人生において大切なのだなあと思った。教科書をうのみにせず、わかりきっているような問題すら、実験してみる気質が素敵。これからの人生、こう生きたいと思わせてくれる一冊でした。ばかばかしさも、グッドでした。2016/03/14
楽駿
29
川崎図書館本。3館図書館検索かけたが、新潮文庫に巡り合えず、こちらで読了。軽く、楽しいお話。家で読んでいて良かった。何回か、声を上げて笑ってしまった。発見じゃなくて、女子中学生の生の心の声が、遠い昔の私の心に響いた。(笑)こんな理科の先生が居たら、理科嫌いも減るかもしれないね。高校時代、生物の先生がとても面白い先生で、いまだにつきあいがある。こんな先生に出会えると、文系人間の私も、生物が面白いと思えてくるから不思議。気付きの最初が、好きになる事なんだろうね。2018/08/02
てんちゃん
26
中学生の自由な発想って面白い。1、2行の気付きでつづられクスリと笑える科学のネタ帳といったおもむき。でも自分には科学の知識がないので、「それって結局、何!?」と疑問が残るものがたくさんあった。学校内の新聞としてはこの内容のままで良いかもしれないけど、出版して世に出すにあたっては解説を付けるなどもう少し親切にしてくれても良かったのでは?2018/07/05
わむう
25
百足の足の数を数えたら50しかなかったそうです。2021/05/14
zen1ro
10
いくつかの 笑いを誘う 実験よ2018/09/30