内容説明
お笑い界屈指のテツ、ダーリンハニー吉川が全国80カ所以上の鉄道博物館をナビゲート。ありそうでなかった究極の「鉄博」ガイドブック。カシオペア向谷実氏との特別対談を掲載。
目次
第1章 特別対談―ダーリンハニー吉川×カシオペア向谷
第2章 鉄道芸人ができるまで
第3章 東奔西走!東京近郊1日鉄博巡り
第4章 全国縦断鉄博巡り―東日本編(天北線資料館;トロッコ王国美深;美深町交通ターミナル(美幸線廃線資料室)
西興部村鉄道資料館 ほか)
第5章 全国縦断鉄博巡り―西日本編(設楽町奥三河郷土館;レトロでんしゃ館;名古屋市科学館;名古屋市交通局市営交通資料センター ほか)
著者等紹介
吉川正洋[ヨシカワマサヒロ]
1977年東京都生まれ。長嶋智彦(脚本担当)とお笑いコントデュオ、ダーリンハニーを結成し、2000年2月14日にプロデビューを果たす。その多彩な役作りから“七変化役者”と呼ばれ人気を博す一方、大の鉄道ファンとして知られ、『タモリ倶楽部』の鉄道企画や『THE急太郎ローカル線リポート』などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どぶねずみ
26
日本の各地に鉄道博物館がたくさんあることを本書で知ったが、大宮の鉄博のような大規模な場所ばかりではない。小さな資料館が多いのだろう。特に北海道では、廃線後にできたものが多く、鉄道がない場所にどのようにして見学に行ったらよいものかという疑問はあるが、その路線になぜ鉄道が敷かれたのか歴史を知ることが一層鉄道を楽しめる。そこは私が尊敬する著者、吉川さんも同じ考えでとても嬉しい。2023/09/23
山猫
16
タモリ鉄道クラブや鉄オタ選手権でお馴染みの彼の本。もう10年以上前の刊行なので、京都や名古屋のJRご自慢の博物館はまだできていない。向谷実氏との対談のように「なくてもよかったんじゃないか?」という部分はあるものの、鉄道そのものではなく鉄道博物館について、よくもこれだけ頑張って書いたなと、そこは褒めるべきだろう。巻頭にある「テーマパークと違ってこちらが能動的に参加しなければ、博物館はちっとも面白くない」という一文に全てが尽くされている。2020/01/12
はやし
1
全国旅行に行ったさいに、寄ってみたい、と感じた。 また、博物館は「能動的に遊ぶ場所」という言葉が印象的であった。
ぷるぷる
1
面白可笑しいのを期待すると肩すかし。 コラムとか対談が興味深いが刺身のツマである。序文にある「こちらが能動的に参加しないと博物館はちっともおもしろくない」がこの本にも当てはまる。本編はあくまで全国津津浦浦の鉄道博物館の紹介。要するに資料的価値にあります。「行ってみたい」「見てみたい」の気持ちが重要である。別に私は鉄ヲタではないけれど鉄道ファンってのは市民権を得た!って本当か? 2009/08/24