内容説明
C型肝炎の治療には免疫力の助けが必要不可欠であり、その中枢を担っているのが小腸です。たとえ、インターフェロン治療に適応できなかったとしても、腸内環境を整え免疫力を高める『新型乳酸菌』(EF‐621K菌)があれば、ほとんど副作用を感じることなく、高齢の方でも穏やかに治療していくことができます。3人の医師がたどり着いた、C型肝炎と上手につきあうための治療法。
目次
第1章 C型肝炎の基礎知識(あなたもC型肝炎の可能性がある;インターフェロン治療の課題;肝臓は沈黙の臓器 ほか)
第2章 免疫の基礎知識(C型肝炎の感染源はさまざま;C型肝炎が怖い理由;C型肝炎に代替医療を取り入れる ほか)
第3章 C型肝炎の臨床例(C型肝炎治療への取り組みについて;ベストな状態で治療に臨む;C型肝炎ウイルスについて ほか)
著者等紹介
北廣美[キタヒロミ]
1949年、奈良県生まれ。76年、和歌山県立医科大学卒業。近畿大学医学部付属病院第一外科、昭和病院外科医長を経て、88年、医療法人やわらぎ会北病院開院。同病院院長に就任。現在、医療法人やわらぎ会理事長兼、やわらぎクリニック院長
松永亮[マツナガアキラ]
1937年、三重県鈴鹿市生まれ。64年、東北大学医学部卒業。69年、東北大学医学部大学院修了。医学博士。73年、医療法人松栄会アスタークリニックを開設。理事長に就任。85年、労働衛生コンサルタント。99年、心身医学臨床研究会会長
周東寛[シュウトウヒロシ]
1952年、台湾生まれ。78年、昭和大学医学部卒業。同年、昭和大学藤が丘病院内科レジデント。80年、同院呼吸器内科教室入局。昭和大学医学部兼任講師。医学博士。90年、医療法人健身会(駅ビル医院「せんげん台」、大袋医院、南越谷健身会クリニック)を設立。現在、医療法人健身会理事長兼、南越谷健身会クリニック院長。そのほか、各学会専門認定医多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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