内容説明
化粧品に使用されている成分名称をまとめ、その主な用途、毒性を示した事典。各成分に「皮膚に悪い」毒性の程度を示す点数をつけ、その点数の合計から、化粧品の質の程度を知ってもらうことができるようになっている。
目次
序章 乾燥肌の最大の原因は基礎化粧品の欧米化である
第1章 皮膚と化粧品の関係
第2章 化粧品成分の用語解説
第3章 化粧品の判定方法
第4章 実際の製品の採点例
第5章 化粧品成分事典
第6章 化粧品成分の読み方のヒント
終章 バリア機能から見る最近のニュース
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こねほ
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最初の方の煽るかんじの部分は読み流したけど、化粧品の成分について書いてある部分は興味深い。考えるのは大事だなあと思わされた。試しにいつも使ってる化粧品をいくつか調べてみたら、「敏感肌用」って書いてあるものの方が、なにもうたってない化粧品よりこの本でいうところの「毒性」が高くてびっくりした。成分の少ないシンプルなもののほうがわかりやすくていいのかもしれないなー。2012/08/25
なお
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自然派をうたっている化粧品も、よくよく調べれば毒性のものがはいっていたり…化粧品業界のカラクリ、皮膚についての知識を持つと、大々的に宣伝しているモノは考えもの。ナチュラル〜ミネラル〜の単語があると体にいいと思いがちだけど、実は…。そういう知識を養うには良い本。2012/02/04