内容説明
真剣にあなた（あなたのお子さん）のひきこもりを解決したいと思うのなら、正しい『ひきこもりの定義』『ひきこもりの法則』を理解し、あなた（あなたのお子さん）が１から２７まである段階（ステップ）のどこにいるかを正確に把握することである。ケアはそこからはじまる。
目次
第１章 ひきこもりを取り巻く厳しい現実
第２章 玩ばれるひきこもりとその家族
第３章 不登校とひきこもりケアの現場
第４章 視点を変えればひきこもりは解決できる
第５章 ひきこもりと不登校を解決するためのひきこもり考
第６章 ひきこもりと不登校を解決するための具体策（理論編）
第７章 ひきこもりと不登校を解決するための具体策（実践編）
著者等紹介
神山新平［カミヤマシンペイ］
放送作家。テレビディレクター。１９５４年埼玉県生まれ。上智大学文学部史学科中退。外資系メーカー、番組制作会社、出版社、結婚情報サービス会社勤務を経て、主にノンフィクション番組や報道番組の企画と構成を中心に活動。演出も行なう。鎌倉市在住
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感想・レビュー
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る-さん
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ひきこもりを精神科医が語ることのデメリットから、何をどのような立場の人間が語っているのかを気に掛けることの重要性を学べた。また、病とイメージされがちなひきこもりを病でないとし、ひきこもりになる人とならない人とを比較分析し、そこから導き出した「社会」に属することの意味を問い直すきっかけとなった。明確でわかりやすく、ひきこもりを勉強するには有意義な一冊であると思う。
