内容説明
日本初完訳。手紙・日記・詩・物語・メモまで完全収録。詳細最新研究解説付、31歳の生涯を辿る。
目次
楽譜の練習帳の上に書かれたメモ
宮廷楽団のホールでペーター・ウィンターのハ長調ミサ曲第一番が上演された時、第三アルト声部の終りに書かれたメモ
兄フェルディナントへ
シューベルトの詩
管楽器の八重奏の草稿の上に書かれたユーモラスな添え書き〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
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この訳者の受け入れがたい日本語訳は同シューベルト協会によるF=D回顧録の翻訳で体験済みだったが、この本の訳は更に酷い。。。(やたらと片仮名を使ったりetc.)特に、シューベルティアーデの連中宛の手紙や日記等の文体で、偏ったシューベルト像を押し付けてくるのが、もう耐えられません。注釈でも不必要で変なシューベルト崇拝を入れてくる。シューベルトに惚れ込んでいるのはわかりますけど、、、。とはいえ、日本語ではこれしかないのだからしょうがない。新しい研究もふまえた注付きのまともな翻訳での類書がでることを強く望みます。2012/12/03