内容説明
修平さんが兄の所に泊まりに来ると、羽衣は料理の腕をふるう。彼との思い出は、12月の寒い夜。ベランダで抱きしめられて、一瞬かすめた唇の感触、ワインのかおり…。「あの夜のこと忘れちゃったの?」メニューにたくして問いかける羽衣。謎の美少年なんていうのもあらわれて、羽衣の心は、マーブルケーキの模様みたいにクルクル乱れるのだ。
修平さんが兄の所に泊まりに来ると、羽衣は料理の腕をふるう。彼との思い出は、12月の寒い夜。ベランダで抱きしめられて、一瞬かすめた唇の感触、ワインのかおり…。「あの夜のこと忘れちゃったの?」メニューにたくして問いかける羽衣。謎の美少年なんていうのもあらわれて、羽衣の心は、マーブルケーキの模様みたいにクルクル乱れるのだ。