出版社内容情報
・監訳 岩田健太郎
神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座
感染治療学分野教授
土井朝子
洛和会音羽病院感染症科
ニーズの高まりつつある旅行医学・熱帯医学の実用的でハンディな手引書。
全７パートで構成し、前半で旅行前のアドバイス、子どもや女性など特に
注意の必要な旅行者に対するアドバイスをまとめ、後半で旅行者が高い頻
度で遭遇する、発熱・下痢・皮膚病変・性感染症・蠕虫について項目別に
網羅、解説する。
一般診療に携わるすべてのプライマリケア医、感染症専門医必携。
・目次
ＰＡＲＴ１ 旅行前のアドバイス
１ 旅行医学へのアプローチと個人向け旅行医療キット
２ 都市医学：途上国の都市と健康問題
３ 旅行者と新興感染症
４ 航空機に関連した問題
５ 旅行者のための予防接種
６ マラリア予防
７ 旅行者下痢症：予防と自己治療
８ 水の消毒
９ 移動、気温にかかわる問題
ＰＡＲＴ２ 特定の旅行者に対するアドバイス
１０ 高山病
１１ 潜水医学
１２ 小児旅行者へのアドバイス：乳児、小児、思春期
１３ 女性の旅行者
１４ 旅行とＨＩＶ感染
１５ 慢性疾患のあるとき
１６ 布教活動やボランティア活動で長期滞在をする人々への渡航前の
リスクアセスメントとヘルスケア
１７ 海外駐在者
１８ 移民、難民、国際養子縁組みにおけるヘルススクリーニング
ＰＡＲＴ３ 発熱
１９ マラリアの診断と治療
２０ 渡航中の発熱性疾患
２１ 旅行者と移民におけるウイルス性肝炎
２２ レプトスピラ症
２３ ライム（Ｌｙｍｅ）病
２４ 旅行者および移住者の結核
２５ シャーガス（Ｃｈａｇａｓ）病
２６ アフリカトリパノソーマ病（アフリカ睡眠病）
ＰＡＲＴ４ 下痢
２７ 旅行者下痢症へのアプローチ
２８ アメーバ症、ジアルジア症、その他の腸内原虫感染症
２９ 食中毒：毒素症候群
３０ 魚と貝の食中毒：毒素症候群
ＰＡＲＴ５ 皮膚病変
３１ 熱帯皮膚科学へのアプローチ
３２ 急性皮膚疾患と細菌感染症
３３ 外部寄生虫、皮膚寄生虫、刺胞毒生物（腔腸動物）刺傷
３４ 皮膚真菌症
３５ リーシュマニア症
３６ ハンセン（Ｈａｎｓｅｎ）病
ＰＡＲＴ６ 性感染症
３７ 性感染症と海外旅行
３８ 淋菌、クラミジアによる生殖器感染症と骨盤内炎症性疾患（ＰＩＤ）
３９ 梅毒
４０ 陰部潰瘍性病変
ＰＡＲＴ７ 蠕虫
４１ よくある腸管回虫
４２ 腸管内外の条虫症（エキノコックス、有鉤嚢虫症を含む）
４３ 糸状虫感染症
４４ 吸虫症
４５ 寄生虫感染疑い患者の好酸球増多症
目次
１ 旅行前のアドバイス
２ 特定の旅行者に対するアドバイス
３ 発熱
４ 下痢
５ 皮膚病変
６ 性感染症
７ 蠕虫
著者等紹介
岩田健太郎［イワタケンタロウ］
神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授
土井朝子［ツチイアサコ］
洛和会音羽病院感染症科（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
