出版社内容情報
原書名【Bates' Guide to Physical Examination and History Taking,9th Edition】
【日本語版監修】
福井次矢 聖路加国際病院院長/京都大学名誉教授
井部俊子 聖路加看護大学学長
図・写真1400 4色刷
まさに医療の原点 ―― 身体診察と医療面接のスタンダードが、
“すぐわかる” というよりも “よくわかる”
世界中で読み継がれてきた最高峰の指南書 ― 待望の日本語版
●あらゆる医療職に、生涯にわたって必須の臨床技能、いわゆる五感を用いた診察法(身体診察と医療面接)をわかりやすく解説、指南する。
●原著は1974年の初版発行以来、ほぼ4年おきに版を重ねてきた世界的ベストセラーであり、まさに古典的名著。
●手技の説明に終始した技術偏重のマニュアルや、OSCE対策のみを目的とした関連書が多い中、解剖・生理から説き起こし、「なぜ、そうするのか」まで踏み込んで懇切丁寧に解説しているという点で、本書は傑出している。
●しかも、全頁フルカラー、多くの図・表と写真を満載し、ビジュアル的にもわかりやすさと説得力を徹底、追求している。
●「身体診察と病歴聴取の基礎」、「部位別の診察」、小児・妊娠女性・老年をテーマにした「特定の年齢層の診察」の三部、全20章の構成。
●医学生・研修医はもとより、看護学生、その他コメディカルの学生にとって、最優先の書にして“一生もの”の価値がある。
●ベテランの医師、看護師にとっても折に触れ参照して有用であり、在宅医療が重視されつつある今日、とりわけ開業医や訪問看護師にとって貴重。
医学生・研修医、看護をはじめとした
コメディカルの学生、すべての医療職に
最優先にして、“一生もの”の一冊
目次
○UNIT I 身体診察と病歴聴取の基礎
1 身体診察と病歴聴取の概要
2 面接と病歴
3 臨床推論,アセスメント,診療計画
○UNIT 2 部位別の診察
4 身体診察の開始:全身の観察とバイタルサイン
5 皮膚,毛,爪
6 頭部と頸部
7 胸郭と肺
8 心血管系
9 乳房と腋窩
10 腹部
11 男性生殖器とヘルニア
12 女性生殖器
13 肛門,直腸,前立腺
14 末梢血管系とリンパ系
15 筋骨格系
16 神経系:精神状態像と行動
17 神経系:脳神経,運動系,感覚系,反射
○UNIT III 特定の年齢層の診察
内容説明
身体診察と病歴聴取、そして患者の問題点を臨床的に推論し理解するための学習書。3つのUNITから構成され、UNIT 3には今回、老年の章を設けた。各章にある引用は、医療領域の文献におけるエビデンスに合致している。全体を通して、まれで難解な問題ではなく、一般的かつ重要な問題に焦点を当てた。まれな疾患の身体徴候であっても、特定の疾患を示す典型的な症状である場合、あるいは患者の健康ないし生命にとって特に重要な場合は、その身体徴候について解説している。
目次
1 身体診察と病歴聴取の基礎(身体診察と病歴聴取の概要;面接と病歴;臨床推論、アセスメント、診療計画)
2 部位別の診察(身体診察の開始:全身の観察とバイタルサイン;皮膚、毛、爪;頭部と頚部 ほか)
3 特定の年齢層の診察(小児:新生児から青年期まで;妊娠女性;老年)
著者等紹介
福井次矢[フクイツグヤ]
聖路加国際病院院長、京都大学名誉教授
井部俊子[イベトシコ]
聖路加看護大学学長
徳田安春[トクダヤスハル]
聖路加国際病院一般内科副医長、聖ルカ・ライフサイエンス研究所臨床実践研究推進センター副センター長
石松伸一[イシマツシンイチ]
聖路加国際病院救急部部長、同教育・研究センター教育研修部部長
岸本暢将[キシモトミツマサ]
亀田総合病院リウマチ膠原病内科医長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。