内容説明
“疾患と治療を単純につなぐ”だけでは味わいがないし、臨機応変の対処はできません。この本は「病態生理学と薬理学の裏づけのある診療」を行うために“循環器臨床のセンスを身につける”ことを目的としています。どこが大事かすぐわかり、気軽に読めて、診療のヒントとなるよう、知って得なことを仕事にフィードバックしやすいかたちで提供しています。
目次
虚血性心疾患(胸痛:心電図変化に乏しいときに何を考える?;運動負荷偽陽性はなぜ起こる? ほか)
心膜・心筋・弁・血管の疾患(心膜炎は隠れている;感染性心内膜炎が起こりやすい心臓 ほか)
不整脈(刺激伝道系:洞収縮のQRSはなぜ幅が狭いのか?;心拍数コントロールと自律神経 ほか)
高血圧(腎機能低下を伴う高血圧;白衣高血圧と仮面高血圧について ほか)
著者等紹介
村川裕二[ムラカワユウジ]
帝京大学医学部附属溝口病院第四内科教授
岩崎雄樹[イワサキユウキ]
日本医科大学第一内科・集中治療室
加藤武史[カトウタケシ]
金沢大学医学部附属病院循環器内科/(財)心臓血管研究所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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