出版社内容情報
《内容》 「ニューロサイエンス」、「心血管系」、「腎臓」に続く系統別「一目でわかる」シリーズの最新刊。呼吸器系の解剖・生理から臨床上のテーマ、主要疾患までを39章、各々見開き2頁の中で、工夫し尽くされた図版と簡明な記述により解説、必要最小限の知識が確実に身につき、全体像も見える。まさに入門テキストとして最適。
《目次》
1.呼吸器系の構造:肺,気道,死腔
2.胸郭と呼吸筋
3.正常呼吸時の圧と肺気量
4.ガスの法則と呼吸に関する記号
5.拡 散
6.肺のメカニックス:弾性収縮力
7.肺のメカニックス:気道抵抗
8.酸素の運搬
9.炭酸ガスの運搬
10.酸塩基平衡の調節
11.呼吸調節 I:神経調節
12.呼吸調節 II:化学調節
13.肺循環と解剖学的右-左シャント
14.換気血流不均等
15.呼吸器系の発生と出生
16.発達時の合併症と先天性疾患
17.肺の防御機構と免疫
18.肺機能検査
19.胸部画像診断と気管支鏡
20.呼吸不全
21.気管支喘息:病態生理
22.気管支喘息:治療
23.慢性閉塞性肺疾患
24.肺高血圧
25.静脈血栓塞栓症と肺塞栓症
26.血管炎の肺病変
27.間質性肺疾患
28.胸膜疾患
29.気 胸
30.嚢胞性線維症と気管支拡張症
31.職業・環境関連性肺疾患
32.肺 炎
33.肺結核症
34.HIV感染者における呼吸器感染症
35.急性呼吸促迫症候群(ARDS)
36.肺 癌
37.睡眠呼吸障害
38.人工換気
39.急性酸素療法
40.症例検討
41.症例検討:解答
索引
和文索引
欧文索引
内容説明
『一目でわかる心血管系』の姉妹本である本書は、このトレンドを考慮し、基礎医学・病態生理・治療のポイントをそれぞれ1章にまとめ、学習しやすく書き下ろした。したがって、本書は医学生がトレーニングを受けるのに有用であるばかりでなく、看護職を含むヘルスケアの専門家にとっても役立つものと思われる。
目次
呼吸器系の構造:肺、気道、死腔
胸郭と呼吸筋
正常呼吸時の圧と肺気量
ガスの法則と呼吸に関する記号
拡散
肺のメカニックス(弾性収縮力;気道抵抗)
酸素の運搬
炭酸ガスの運搬
酸塩基平衡の調節
呼吸調節(神経調節;化学調節)〔ほか〕
著者等紹介
長尾啓一[ナガオケイイチ]
千葉大学教授・保健管理センター所長
飛田渉[ヒダワタル]
東北大学教授・保健管理センター所長
大塚盛男[オオツカモリオ]
筑波大学教授・保健管理センター所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。