出版社内容情報
《内容》 臨床実習や研修、実地臨床での疑問、指導医から矢継ぎ早に繰り出される質問を想定した問題と、対する簡潔で明解な解答。このQ&Aを数多く消化することによりポイントが分かり全体像も見えてくる。これがシリーズ最大の特長で狙い。本書はその「循環器」編。3段階にランク分けされた合計1127のQ&Aが収載されている。
《目次》
I．一般の診察・検査
1．心血管系の診察的診断 2．心雑音と心音 3．胸部X線 4．ベッドサイドにおける血行動態モニタ
II．診断的手技
5．心電図 6．Holterモニタと信号加算平均心電図 7．心エコー図とドプラ法・カラードプラ法 8．危篤患者における心エコー図 9．運動負荷試験 10．心臓核医学，MRI，CT 11．心臓カテーテル検査と血管造影法 12．経皮経管的冠血管形成術とその他のインターベンション 13．電子線コンピュータ断層撮影（超高速CT）
III．不整脈
14．上室頻拍 15．心室頻拍 16．房室ブロックにおける心臓ペーシング
IV．症状と病態
17．胸痛 18．狭心症 19．心筋梗塞症 20．心筋梗塞後の合併症と治療 21．冠危険因子と修正 22．うっ血性心不全 23．心内膜炎 24．大動脈解離および大動脈疾患 25．心膜疾患 26．高血圧 27．ショックと心停止 28．心筋炎 29．拡張型心筋症 30．肥大型心筋症 31．失神とめまい 32．外傷性心疾患 33．心臓腫瘍 34．成人の先天性心疾患 35．女性における心疾患 36．高齢者における心疾患 37．心臓移植 38．末梢血管閉塞性疾患 39．肺塞栓症 40．肺高血圧症 41．肺疾患と心臓 42．心臓リスクに関する術前評価 43．リウマチ性心疾患と僧帽弁狭窄症
V．弁膜性心疾患
44．大動脈弁狭窄症と逆流症 45．僧帽弁逸脱と逆流症 46．人工弁
VI．心血管薬理学
47．抗不整脈治療 48．βアドレナリン作動性受容体遮断薬 49．抗凝固薬と抗血小板薬 50．利尿薬と硝酸薬 51．アンジオテンシン変換酵素阻害薬とその他の血管拡張薬 52．ジゴキシンとその他の陽性変力（強心）薬 53．カルシウムチャネル拮抗薬 54．血栓溶解薬
VII．心病変を伴うその他の医学的状態
55．妊娠における心疾患 56．心疾患と化学療法 57．腎疾患と心臓 58．内分泌および代謝疾患 59．リウマチ性疾患の心症状 60．物質乱用と心臓 61．AIDSの心症状 62．運動と心臓
索 引
内容説明
臨床研修で質疑応答しているような１１２７問のＱ＆Ａ。これで循環器病学の全体像がわかる。
目次
１ 一般の診察・検査
２ 診断的手技
３ 不整脈
４ 症状と病態
５ 弁膜性心疾患
６ 心血管薬理学
７ 心病変を伴うその他の医学的状態
