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出版社内容情報
《内容》 硬膜外麻酔を中心に仙骨麻酔,脊髄くも膜下麻酔,腕神経叢ブロック等,周術期に麻酔科医が主に行う局所麻酔の実際をイラストを多用しながら,会話形式の記述でやさしく指南する最新の局所麻酔解説書。尚,本書は,雑誌「LiSA」に連載され好評を博した「こだわりの局所麻酔―あなたならどうする?」に大々的に加筆・訂正し再構成したものである。
《目次》
1局所麻酔薬 局所麻酔薬はどのようにして効くか?/局所麻酔薬をいかに使い分けるか?/局所麻酔は全身麻酔より優れているか? 2腕神経叢ブロック どのアプローチを用いるか?/斜角筋間アプローチは,放散痛法か,神経刺激法か?/腋窩アプローチは放散痛法か,動脈貫通法か,神経刺激法か? 3硬膜外麻酔 硬膜外穿刺は正中法か,傍正中法か?/抵抗消失法は液体か,空気か?/局所麻酔薬にエピネフリンを入れるか,入れないか?/局所麻酔薬を間欠注入するか,接続注入するか?/硬麻針で硬膜を破ったとき,どうするか? 4仙骨麻酔 仙骨裂孔はどこにあるか?/小児鼠径ヘルニア手術を全身麻酔で行うか,仙骨麻酔で行うか?/局所麻酔薬をいくら入れるか? 5脊髄くも膜下麻酔 麻酔科医はなぜ硬膜外麻酔が好きで,脊髄くも膜下麻酔が嫌いか?/高比重液を使うか,等比重液を使うか?/高比重液の麻酔レベルは,穿刺部位で調節するか,用量で調節するか?/脊麻の低血圧には輸液か,昇圧薬か?/脊麻針は,細ければ細いほどよいか?/効かなかったとき,再度行ってよいか? 6脊硬麻(脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔の併用) 脊硬麻は,1か所穿刺か2か所穿刺か?/どの脊硬麻針を選ぶか?/帝王切開は硬麻か,脊麻か,脊硬麻か? 7硬膜外鎮痛 硬膜外鎮痛は局所麻酔薬か,オピオイド鎮痛薬か?/オピオイド鎮痛薬は何を使うか?/術中に使わなかった硬膜外カテーテルを,術後に使ってよいか?
内容説明
教授と研修医2人の軽妙な会話(レクチャー)で、局所麻酔のこだわりのテクニックを伝授。LiSA好評連載の“アップグレード版”。
目次
1 局所麻酔薬
2 腕神経叢ブロック
3 硬膜外麻酔
4 仙骨麻酔
5 脊髄くも膜下麻酔
6 脊硬麻(脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔の併用)
7 硬膜外鎮痛
著者等紹介
高崎真弓[タカサキマユミ]
1941年北海道生まれの男。1967年札幌医科大学卒業、1972年札幌医科大学大学院修了。1975年札幌医科大学講師、1979年島根医科大学助教授、1988年宮崎医科大学教授、現在に至る。附属病院の麻酔科科長、手術部部長などを併任する。所属学会は日本ペインクリニック学会会長(2001~2002年)、日本局所麻酔学会評議員、日本麻酔科学会評議員、日本臨床麻酔学会評議員、全国国立大学病院手術部会議常任幹事、アメリカ局所麻酔学会会員など
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