出版社内容情報
《内容》 MGH(マサチューセッツ総合病院)における神経内科日常診療の実際をコンパクトにまとめた最新の実践手引書。全体は,入院時の診察の仕方,からカルテの書き方,遭遇する機会の多い成人および小児の各疾患,良く使う薬物の特長,画像診断の基本,神経障害をもたらす内科疾患,病棟や外来での処置の実際まで6パート102項目からなる。各項目とも情報が瞬時に把握できるように実際臨床の流れに沿った形で,箇条書きで記載されている。神経内科の専門家だけでなく研修医,医学生,総合診療科,内科,脳神経外科,精神科の各臨床家,ナースまで幅広く活用できる内容である。 《目次》 Ⅰ.入院時診察 全身の診察/神経学的診察/入院時の指示 Ⅱ.成人神経学 脳幹の解剖/脳脊髄液/脳血管虚血(脳虚血)/昏睡と脳死/脳神経/脱髄性疾患/構音障害と嚥下障害/脳波/筋電図(EMG)と神経伝導検査(NCS)/脳症,せん妄および痴呆/誘発電位/眼球と視覚/頭痛/聴力/中枢神経系感染症/即席の神経内科医/頭蓋内出血/頭蓋内圧/代謝,中毒,欠乏性疾患/ミトコンドリア病/運動異常性と運動失調/神経・筋疾患/神経外科的手技/疼痛/傍腫瘍性症候群(腫瘍随伴症候群)/末梢神経/ニューロパチー/精神科疾患/放射線療法/けいれん(発作)/感覚消失/睡眠障害/脊髄/失神/外傷/腫瘍,脳/腫瘍,脊髄/泌尿―神経学/血管炎,中枢神経系/静脈洞血栓症,中枢神経系/めまい/筋力低下 Ⅲ.小児神経学 発達/眼球と視覚/頭囲異常/小児における頭痛/中枢神経系感染症/代謝性疾患/運動疾患と運動失調/神経皮膚症候群/けいれん/社会障害と言語障害/腫瘍/筋力低下 Ⅳ.薬物 アンジオテンシン変換酵素阻害薬/アドレナリン作動薬/鎮痛薬/麻酔薬/抗生物質/抗凝固薬/抗けいれん薬/抗うつ薬/ベンゾジアゼピン系薬物/カルシウムチャンネル遮断薬/化学療法/コリン作動薬/シゴキシン/利尿薬/ドパミン作動薬/ICU点滴用薬/免疫抑制薬/筋弛緩薬/麻痺薬 Ⅴ.画像 解剖/血管造影/CT/MRI/超音波 Ⅵ.内科疾患 アレルギー/血液疾患/疫学/電解質/内分泌腺/消化管/心臓/感染症/腎臓/肺/妊娠と出産 Ⅶ.処置 処置時のカルテ/動脈血ガス/動脈ライン/採血/カロリックテスト(温度眼振検査)/中心静脈ライン/裂傷/腰椎穿刺/経鼻胃管/静脈ライン
内容説明
これまで神経学領域においても、ベッドサイドや診察室での使用を目的として数多くの小冊子が出版されてきたが、そのなかで本書は簡潔で、実践的で、幅広くてかつ要を得ており、素晴らしいものとなっている。
目次
1 入院時診察
2 成人神経学
3 小児神経学
4 薬物
5 画像
6 内科疾患
7 処置
著者等紹介
服部孝道[ハットリタカミチ]
千葉大学大学院神経病態学講座(神経内科)教授
福武敏夫[フクタケトシオ]
千葉大学大学院神経病態学講座(神経内科)助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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