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出版社内容情報
《内容》 胸部画像診断の必須事項を網羅・解説する実用性を重視した最新のテキスト。MGH（マサチューセッツ総合病院）の豊富な症例をもとに，鮮明な画像写真を駆使して胸部画像診断のエッセンスを明快に提示する。全体は，19の章からなり，まず技術的事項と解剖について，次いで胸部疾患の診断に用いられる単純X線所見を中心にCT，MRIの画像所見が詳述されている。残りの頁では，肺，気道，縦隔，肺血管など主要な解剖学的領域ごとの疾患各論にあてられている。さらに，各章には多数の表と囲み（Box）があり，疾患の臨床的特徴，病理，画像所見などの要約が示されている。胸部画像診断に関わる放射線科医をはじめ，呼吸器内科・外科，胸部外科，救急の臨床家にとって必読の一冊である。 《目次》 1胸部放射線診断学：画像検査，画像所見と胸部疾患の診断 検査手技と適応／解剖／疾患の画像所見とパターン分類 2胸部の先天性疾患 気管／気管支／肺／肺血管 3健常者における肺感染症 分類／肺炎の合併症／グラム陽性菌による肺炎／グラム陰性好気性菌による肺炎／吸引性肺炎，嫌気性菌肺炎／非定型肺炎症候群／ウイルス性肺炎／肉芽腫性感染症／原虫類および他の寄生虫感染 4免疫不全患者(AIDS以外)とAIDS患者の肺感染症 免疫不全患者(AIDS以外)の肺感染症／AIDS患者の肺感染症 5重症患者のX線診断 生命維持に必要な器具／肺疾患／異常な空気の貯留／胸腔内の液体貯留 6胸部の外傷 胸壁の損傷／気管と中枢部気道の損傷／食道破裂／胸膜の異常／肺実質の損傷／横隔膜破裂／肺ヘルニアと肺捻転／大動脈の外傷／心臓の損傷／外傷による間接的肺合併症 7慢性びまん性肺疾患 臨床所見／パターン認識／慢性びまん性肺疾患の高分解能CT／結節状あるいは網状結節状陰影を示す疾患／不整な線状パターンを特徴とする疾患／嚢胞性パターン／スリガラス陰影／肺融合浸潤影 8塵肺症 塵肺症の国際労働機関分類／珪肺症／炭坑夫肺／石綿関連疾患／慢性ベリリウム症／非線維原性塵埃とその影響 9免疫活性の変化による疾患 免疫反応／Goodpasture症候群／結合組織疾患／血管炎と肉芽腫症／好酸球性肺疾患／過敏性肺炎／薬剤誘因性肺疾患／肺のリンパ増殖性疾患 10慢性閉塞性肺疾患 慢性閉塞性肺疾患／肺気腫／慢性気管支炎／喘息 11肺腫瘍 良性腫瘍と他の非腫瘍性腫瘤／肺癌／他の原発性悪性腫瘍／転移性肺病変／孤立性肺結節 12気管 解剖／画像評価／気管狭窄／気管気管支拡大／気管腫瘍／気管気管支軟化症 13気管支 解剖と用語／CTの撮像技術／気管支内病変／線維性縦隔炎／気管気管支食道瘻／気管支拡張症／細気管支疾患 14肺血管異常 肺動脈高血圧症／うっ血性心不全／肺血栓塞栓症 15縦隔：正常解剖と局所性縦隔異常の評価のためのアプローチ 縦隔腫瘤の4つのD 16縦隔腫瘤 縦隔腫瘤の画像診断ワークアップ／前縦隔腫瘤／中縦隔腫瘤／後縦隔腫瘤 17縦隔のびまん性病変 広範な縦隔拡大に対する放射線学的アプローチ／縦隔のびまん性病変 18胸膜 胸膜腔の解剖と生理／胸水／膿胸／気胸／限局性胸膜疾患／びまん性胸膜疾患 19インターベンショナル手技 経皮経胸的針生検／経皮経胸的肺門・縦隔生検／胸部のおける他のIVR手技
内容説明
本書では放射線診断を学ぶものがマスターしなければならない基礎的な知識を取り扱っている。胸部単純撮影、ＣＴ、ＭＲＩなど臨床的問題を解決するための異なった画像診断手法を総合的にまとめた。各章には多数の表と囲み（Ｂｏｘ）があり、疾患の臨床的特徴、病理、画像所見など本文で述べられていることの要約が示されている。
目次
胸部放射線診断学：画像検査、画像所見と胸部疾患の診断
胸部の先天性疾患
健常者における肺感染症
免疫不全患者（ＡＩＤＳ以外）とＡＩＤＳ患者の肺感染症
重症患者のＸ線診断
胸部の外傷
慢性びまん性肺疾患
塵肺症
免疫活性の変化による疾患
慢性閉塞性肺疾患〔ほか〕
著者等紹介
ＭｃＬｏｕｄ，Ｔｈｅｒｅｓａ Ｃ．［ＭｃＬｏｕｄ，Ｔｈｅｒｅｓａ Ｃ．］
Ｄｉｒｅｃｔｏｒ ｏｆ Ｔｈｏｒａｃｉｃ ａｎｄ Ｃａｒｄｉａｃ Ｒａｄｉｏｌｏｇｙ。Ａｓｓｏｃｉａｔｅ Ｒａｄｉｏｌｏｇｉｓｔ－ｉｎ－Ｃｈｉｅｆ。Ｄｉｒｅｃｔｏｒ ｏｆ Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓ Ｇｅｎｅｒａｌ Ｈｏｓｐｉｔａｌ。Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ ｏｆ Ｒａｄｉｏｌｏｇｙ Ｈａｒｖａｒｄ Ｍｅｄｉｃａｌ Ｓｃｈｏｏｌ Ｂｏｓｔｏｎ，Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓ
蜂屋順一［ハチヤジュンイチ］
杏林大学医学部放射線科教授
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