内容説明
21世紀の医療には、いわゆるがんのトランスレーショナルリサーチ、すなわち研究室で行われるがんの基礎研究の成果が直接臨床現場に生かされる架橋となる研究がますます必要になってくる。本書は、まさにこのトランスレーショナルリサーチのために私たちが知らねばならない多くの事実を解説してくれる。
目次
がんの生物学への入門
がんの疫学
遺伝学的解析の方法
がんの遺伝学的基礎
ウイルス、がん遺伝子、がん抑制遺伝子
増殖因子と細胞内シグナリング
細胞増殖と細胞死
化学発がんと放射線発がん
細胞外マトリックスとがん
腫瘍の進展と転移〔ほか〕
著者等紹介
手島昭樹[テシマテルキ]
大阪大学医学部保健学科医用工学講座助教授
松浦成昭[マツウラナリアキ]
大阪大学医学部保健学科病態生体情報学講座教授
鈴木敬一郎[スズキケイイチロウ]
兵庫医科大学生化学講座教授
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