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出版社内容情報
《内容》 ■ 超音波検査をこれから始めようとする人のための定評ある独修テキスト。10～14日で習得できるように，日替わりで，最小限必要な超音波検査の基礎知識はもとより，各部位別に正常・異常画像，プローベの扱い方の実戦的なテクニックまで図や写真を多用してビジュアルかつシステマティックに解説する。 ■ 超音波検査は検者の技量に左右されるが，本書では“人に見せられる超音波画像”を撮像するためのノウハウを分かりやすく提示する。 ■ 臨床家，技師を問わず超音波検査初心者に効果絶大なティーチングマニュアルである。 《目次》 目次（主要内容） この本の使い方 物理学的基礎：画像ができる理由と超音波の原理 機器の操作の仕方 超音波機器の準備／検査にあったプローベの選び方 アーチファクト 1日目 腹部 後腹膜臓器 上部後腹膜臓器，縦走査：正常例／下部後腹膜臓器，下部斜走査：正常例／大動脈拡張症と動脈瘤／後腹膜臓器：リンパ節／他の症例 2日目 腹部 上腹部横走査 上腹部横走査：解剖学的な基礎／正常例／膵炎／膵：他の症例／上腹部横走査：リンパ節 3日目 腹部 肝 肝門部：正常例／肝：門脈圧亢進症，リンパ節／肝静脈のうっ滞とうっ血肝／肝の大きさ，胆嚢：正常像／肝：正常変異，脂肪肝／限局性の脂肪肝／他の限局性の異常／感染，寄生虫／肝硬変と肝細胞癌／肝転移 胆嚢と胆道 胆汁うっ滞／胆石とポリープ／胆嚢炎 4日目 腹部 腎と副腎 正常所見／腎：正常変異と嚢胞／変性と炎症／水腎症／水腎症の鑑別診断／腎結石と腎梗塞／腎腫瘍 移植腎 正常所見／リンパ瘤と水腎症 脾 正常所見／びまん性の脾腫／限局性の異常 5日目 腹部 胃と腸 胃／大腸／小腸 膀胱 正常所見，容積測定／留置カテーテル，膀胱炎，沈渣 男性生殖器 前立腺／睾丸（精巣）と陰嚢／停留睾丸／睾丸炎（精巣炎）／副睾丸炎 女性生殖器 腟内検査法 子宮：正常所見／子宮筋腫 卵巣：正常所見／卵巣の右方と卵巣腫瘍 6日目 妊娠 妊娠の証明／妊娠第1三半期の生体計測／第2，第3三半期における生体計測／胎盤の位置と胎児の性別／胎児奇形：小脳，脳脊髄液腔／脊椎／二分脊椎／顔面骨，頚部，胎児水腫／心臓，大血管／消化管，腎臓／骨格系 7日目 小児 頭蓋骨内：正常所見／正常所見 矢状断／出血／水頭症と脳萎縮 小児の泌尿器／腎実質の病変／水頭症と膀胱尿管逆流症／腎や副腎の腫瘍／膀胱／消化管：肥圧性幽門狭窄症／胃食道逆流／ヘルニア／虫垂炎，下痢／ヒルシュスプルリング病／腸重積症 小児の股関節／検査用の体位／診察する走査断面／角度の測定／股関節のGraft分類／単純性股関節炎 8日目 甲状腺 正常所見／びまん性，限局性病変／占拠性病変と炎症／単発性，孤立性病変／炎症性病変／頚部リンパ節腫大／種々の臓器の計測値：甲状腺と腹部 初心者のためのコツ プローベによる適度な圧迫／呼吸による移動の利用
内容説明
『超音波検査マニュアル』第２版は、内容の充実のためにかなりボリュームが増えた。したがって１週間で学習するには無理がある。１０日ないし２週間ぐらいの学習となろう。超音波検査は今や全く普遍化された検査になっているが、装置の普及に比べ、検査の質のバラツキが気になる。今日では良質な医療の提供が強く求められているが、超音波検査に限らず、平均的に医療の質の向上が図られなければならないと思う。本書は初心者が独学でも一応形を作ることができるように工夫されているが、経験者であっても本書でリフレッシュされることは有益である。意外に我流で検査を行っている現場が多いのではなかろうか。
目次
腹部（後腹膜臓器；上腹部横走査 ほか）
妊娠（妊娠の証明と生体計測；胎児奇形診断）
小児（頭蓋骨；小児の泌尿器 ほか）
甲状腺（甲状腺）
