出版社内容情報
"《内容》 ■ 外科病理標本を作製する際に行われる臓器の“切り出し”について,多数の細密イラストを駆使して臓器別にビジュアルかつ具体的に解説するわが国初の臓器切り出し法マニュアル。“切り出し”につては,その重要性が叫ばれる一方で現実には施設ごとに独自の方法を採用しており統一された指針がない。本書は,まさにこの指針であり“切り出し”のスタンダードを提示している。病理医,病理技師には待望のマニュアルであると同時に外科医にとっても大いに参考になる内容である。 《目次》 目 次Ⅰ.総論と技術 1外科病理材料への取り組み 2検査手技 3写真撮影,Ⅱ.頭頚部 4喉頭, 5唾液腺 6複雑な標本, 7根治的頚部リンパ節郭清材料,Ⅲ.消化器 8食道 9胃 10非腫瘍性腸疾患 11腫瘍性腸疾患 12虫垂 13肝臓 14胆嚢 15膵臓,Ⅳ.心血管・呼吸器 16心臓弁と心脈管 17肺,Ⅴ.骨,軟部組織,皮膚 18骨 19軟部組織,神経,筋肉 20皮膚,Ⅵ.乳腺 21乳腺 Ⅶ.女性生殖器 22外陰 23外陰,子宮,腟 24卵巣,卵管 25妊娠産物と胎盤,Ⅷ.尿路および男性生殖器 26陰茎 27前立腺 28睾丸 29腎臓 30膀胱 Ⅸ.眼 31眼,Ⅹ.内分泌系 32甲状腺, 33副甲状腺 34副腎,XI.小児腫瘍 35小児腫瘍 XII.中枢神経系 36脳・脊髄 XIII.造血器およびリンパ節 37リンパ節 38脾臓 39胸腺 40骨髄,XIV.その他 41切り出しの容易な検体材料"
内容説明
本書では、種々の手術切除標本の見方とその切り出し方を多数のシェーマを付しわかりやすく解説されており、病理診断の緒についた初心の学徒にも最適と思われる。
目次
1 総論と技術
2 頭頚部
3 消化器
4 心血管・呼吸器
5 骨・軟部組織・皮膚
6 乳腺
7 女性生殖器
8 尿路および男性生殖器
9 眼
10 内分泌系
11 小児腫瘍
12 中枢神経系
13 造血器およびリンパ装置
14 その他