出版社内容情報
《内容》 ■ 医師と患者およびその家族との上手なコミュニケーションの取り方について著者の持つ豊富な体験を基に,肩の凝らない記述とユーモアたっぷりの語り口で見事に解き明かしてくれる最新の指南書。著者の専門が集中治療であることからICUでの実例が主となっているが医師,ナースはもとよりあらゆる医療スタッフにコミュニケーションの重要性を教えてくれる好著。 《目次》 第1章 会話を巡る諸問題とそれに対応する技術 1.会話するということ 2.何をどのように話すか 3.聞き方,聞かれ方 4.どのように会話するか 5.言葉の使い方 6.言語外の言葉 7.すぐれた人間性があってこそ,会話の技術が生きる第2章 ICUにおける会話1.患者との会話 2.家族との会話 3.職業上の会話には戦略,技術が必要第3章 インフォームド・コンセント1.ICUとは何か 2.正しく話す,過不足なく話す 3.教えることは理解すること第4章 どこまで治療するのか1.治療停止の是非 2.エホバの証人をモデルとしてみる治療の制限 3.安楽死と終末期医療 4.ICU医療と安楽死 5.治療の終結―保留か撤退か 6.脳死と臓器移植
内容説明
本書は医療の領域での、医師―患者(あるいは、その家族)とのコミュニケーションの方法を述べた。著者の専門領域である集中治療(ICU)での会話の仕方、そしてそれより普遍的な問題としての、医師と患者の間の意見の交換が主題。
目次
第1章 会話を巡る諸問題とそれに対応する技術
第2章 ICUにおける会話
第3章 インフォームド・コンセント
第4章 どこまで治療するのか