内容説明
高次脳機能障害、発達障害、認知症は脳の問題で頭の働きが低下していることが共通の病態。どの疾患グループにも役に立つ支援を考え、社会資源の受け皿を大きくしていこう!
目次
本編(高次脳機能障害・発達障害・認知症の共通点を見よう;病歴の違いがそのまま各疾患群の違い;脳機能解剖:ここだけはおさえよう;認知機能の評価の最初は表情・しぐさ等の様子の評価から;感情と体調は切り離せない。環境とも切り離せない ほか)
特別編(診断名は本当に正しい?専門医のADHD診断例の中にも高次脳機能障害が混じるケース等;環境の違いで大違い―実例編:健常な高齢者と若年の脳外傷を比べる;できるだけシンプルな次元から、問題を捉えようとするべき;動物脳が司る運動―motor―の話;Treatable dementiaを思い出そう!感情と体調の話、アレコレ ほか)
著者等紹介
粳間剛[ウルマゴウ]
医師・医学博士。NPO法人高次脳機能障害支援ネット理事。臨床では、医療法人社団敬智会梶原病院の内科部長をしつつ、ところにより、精神科医。でも専門医を持っているのはリハビリテーション。主に、高次脳機能障害・発達障害・認知症の専門外来をやっている。私設研究所「粳間メンタルリハビリテーション研究所」を立ち上げた
仙道ますみ[センドウマスミ]
道のく仙台に生まれたことから仙道と名乗る。多摩美術大学卒業後、漫画家になる。二女を先天性の心疾患で亡くしたことをエッセイ漫画『NICU命のものがたり』に綴る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 子どもの王様 講談社文庫