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内容説明
脳卒中に倒れた社会学者鶴見和子、起死回生のドキュメント―彼女を「回生の花道」に導いた上田敏と大川弥生、そのリハビリテーションの全貌。
目次
第1部 回生を生きる(鶴見和子;上田敏;大川弥生)(不思議なご縁―三十八年ぶりの出会い;私の脳卒中体験;本当のリハビリテーションに出会って;インタビュー 本当のリハビリテーションとは何か(上田敏)
インタビュー 鶴見さんのリハビリテーションを担当して(大川弥生) ほか)
第2部 新しい宇宙をひらく―三年後の対談(鶴見和子;大川弥生)(呪縛からの解放;自己決定の日々;わがうちの埋蔵資源発掘し―お仲間の患者さんたちへのアドバイス)
著者等紹介
鶴見和子[ツルミカズコ]
1918年東京生まれ。1939年津田英学塾卒業、1941年ヴァッサー大学哲学修士号取得、1965年ブリティッシュ・コロンビア大学助教授、1966年プリンストン大学社会学博士号(PhD)取得、1969年上智大学外国語学部教授、1969~1989年同大学国際関係研究所所員、1982~1984年同所長。上智大学名誉教授。専攻、比較社会学。1995年南方熊楠賞受賞。2000年朝日賞受賞。2006年没。編著書に、『南方熊楠』(講談社、1978年、毎日出版文化賞)など多数
上田敏[ウエダサトシ]
1932年福島県生まれ。1956年東京大学医学部卒業、1957年冲中内科(現第三内科)で内科・神経内科を研修、1964年ニューヨーク大学リハビリテーション医学研究所に留学、1965年帰国後、東京大学リハビリテーション部助手、講師を経て、1984年東京大学医学部教授、リハビリテーション部部長、1992年帝京大学教授。1997年帝京平成大学教授、1999年~現在、日本社会事業大学客員教授、日本リハビリテーション医学会名誉会員(元会長)、国際リハビリテーション医学会(ISPRM)名誉会員(元会長)、日本障害者リハビリテーション協会顧問
大川弥生[オオカワヤヨイ]
1954年佐賀県生まれ。1978年久留米大学医学部卒業、1982年同大学大学院(内科学)修了後、東京大学リハビリテーション部医員、1984年同助手、1992年帝京大学医学部講師、のち助教授。現在、国立長寿医療センター研究所生活機能賦活研究部部長、日本リハビリテーション医学会評議員、日本老年病学会評議員、日本脳卒中学会評議員、日本緩和医療学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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