内容説明
総論で、レクリエーションの範囲、種類を明確にすること、「治療するためのレクリエーション活動」であることを明確にすること、そしてレクリエーション習得にも人生における発達段階があることを掲げた。次に、「治療的レクリエーション」の種類と技法として、臨床場面でよく使われるものをできうるかぎり取り上げた。「治療的レクリエーション」である以上、各種目ごとに目的、準備、方法、評価、注意点、応用などの事項を明記。また、「疾患・障害別にみたレクリエーション活動」を取り上げた。当該の障害にレクリエーションを導入する目的および治療的意義、その障害に適応可能な(または禁忌の)レクリエーションの特徴と種目、プログラムの立案からレクリエーションの実施までの手順、評価および経過、必要に応じて事例提示。「地域リハビリテーションにおけるレクリエーション活動」を特に取り上げた。最後に、レクリエーション関係の社会資源を掲載。
目次
第1章 レクリエーションの基本理念
第2章 治療的レクリエーションの技法
第3章 種目別にみたレクリエーション活動
第4章 疾患・障害別にみた治療的レクリエーション活動
第5章 施設別にみた治療的レクリエーション活動
第6章 レクリエーション関連情報
著者等紹介
寺山久美子[テラヤマクミコ]
東京平成大学健康メディカル学部
中村春基[ナカムラハルキ]
兵庫県立総合リハビリテーションセンター、作業療法士
香山明美[カヤマアケミ]
宮城県立精神医療センター、作業療法士
宮崎明美[ミヤザキアケミ]
旭川荘療育センター療育園、作業療法士
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