出版社内容情報
《内容》 ある日突然、字が読めなくなる。目は見えているのに、書くことはできるのに、いま自分で書いたばかりの字が読めない・・・。こんなことを想像できますか?書けるのに読めない障害である「純粋失読」を、あなたはご存知でしょうか?
当事者、家族、専門家に徹底取材した渾身のルポルタージュ。
《目次》
第一章 純粋失読を抱えて
第二章 純粋失読とは何か
第三章 聞き書き「読めない世界」を体験して
第四章 【座談会】私が社会復帰できたのは
第五章 高次脳機能障害をもつ人たちの社会的状況
内容説明
ある日突然、字が読めなくなる。目は見えているのに、書くことはできるのに、いま自分で書いたばかりの字が読めない…。こんなことが想像できますか?書けるのに読めない障害―「純粋失読」を、あなたはご存じでしょうか?当事者、家族、専門家に徹底取材した渾身のルポルタージュ。
目次
第1章 純粋失読を抱えて―岡田久治さんと和子さんの五年間の記録(発病;二人のリハビリ ほか)
第2章 純粋失読とは何か―なぜ書けるのに読めないのか(純粋失読とは何か;イギリスと日本、読みの障害の比較を通して)
第3章 聞き書き「読めない世界」を体験して(姉が買ってきてくれた『ダンボ』の絵本が読めなくて…;もう一度、大好きな小説を読みたい ほか)
第4章 座談会・私が社会復帰できたのは(座談会・ある純粋失読症者の社会復帰を通して;座談会を終えて ほか)
第5章 高次脳機能障害をもつ人たちの社会的状況
著者等紹介
綿森淑子[ワタモリトシコ]
東京大学医学部保健学科卒、ワシントン大学大学院言語病理学修士課程修了(M.A.)、医学博士(東京大学)。東京大学医学部附属病院リハビリテーション部言語治療士、東京都老人総合研究所研究員などを経て、現在、広島県立保健福祉大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科教授、言語聴覚士
土本亜理子[ツチモトアリコ]
東京生まれ。雑誌記者を経てフリーライターに。20代は働く女性のルポルタージュや環境問題を執筆。30代からは医療、看護、介護をめぐる問題を主なテーマに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。