出版社内容情報
《内容》 バイオメカニクスの最新知識から、下肢関節疾患の病態・治療・EBMによる効果判定の方法、患者の生活を視点にいれた理学療法の実践までを科学的根拠に基づき提示した。
《目次》
第1章 下肢関節のバイオメカニクス(股関節バイオメカニクスの臨床的意義/膝関節バイオメカニクスの臨床的意義)第2章 下肢関節疾患の病態と治療方針(変形性股関節症の病態と治療方針―バイオメカニクス的立場から/変形性膝関節症の病態と治療方針―バイオメカニクス立場から/大腿骨頸部・骨幹部骨折のバイオメカニクス/前十字靱帯損傷とバイオメカニクス/下肢関節疾患の保存療法とバイオメカニクス)第3章 下肢関節障害と理学療法(変形性股関節症、膝関節症の可動域制限に対する理学療法の進め方/変形性股関節症、膝関節症の筋力低下
内容説明
本書の編集にあたっては、下肢関節疾患の理学療法の科学的根拠を明らかにするために、バイオメカニクスからのアプローチをその切り口とした。まず、股・膝関節のバイオメカニクスの新・基礎知識を理解したうえで、代表的な下肢関節疾患例を取り上げ、その原因、病態、治療方針などの的確な把握のために必要な知識と臨床技術を学び、あわせて保存療法の考え方の習得を基軸とした。さらに、下肢関節障害と理学療法においては、その力点を患者側に置くことをポイントとした。最近のトピックスとしては、今日最も注目されている3つの運動療法を取り上げた。
目次
第1章 下肢関節のバイオメカニクス
第2章 下肢関節疾患の病態と治療方針
第3章 下肢関節障害と理学療法
第4章 最近の運動療法のトピックス
著者等紹介
岡西哲夫[オカニシテツオ]
藤田保健衛生大学リハビリテーション専門学校
鶴見隆正[ツルミタカマサ]
広島県立保健福祉大学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。