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出版社内容情報
《内容》 1995年12月24日、社会学者・鶴見和子は脳内出血で倒れ、片麻痺となった。いくつかの病院を経て、最後はリハビリテーション専門病院で数か月の訓練を受けたが、歩くことはできなかった。入院中に詠んだ歌集『回生』が縁でリハビリテーション医・上田敏と38年ぶりに再会。1997年1月に会田記念病院に入院し、積極的リハビリテーション・プログラムによって杖をついて歩けるまでに回復。回生前期に受けたリハビリテーションから全人間的回生の花道に至る全プロセスを、社会学者と2人のリハビリテーション医が火花を散らして語り合ったありのままの記録を全公開。リハビリテーション専門職はもちろん、障害や挫折を経験した本人と家族に勇気を与える希望の書。 《目次》 回生の花道序章 不思議なご縁―三十八年ぶりの出会い 鶴見和子 第一章 私の脳卒中体験(一)第二章 私の脳卒中体験(二)第三章 本当のリハビリテーションに出会って(一)第四章 〈インタビュー〉本当のリハビリテーションとは何か 上田敏第五章 本当のリハビリテーションに出会って(二)第6章 〈インタビュー〉鶴見さんのリハビリテーションを担当して 大川弥生第七章 本当のリハビリテーションに出会って(三)第八章 目標指向的・積極的リハビリテーション・プログラムと内発的発展論―社会学とリハビリテーション医学との対話終章 今後の計画鼎弾のあとに 上田敏